去勢・避妊はするべき！？

猫は可愛いですよね。最近は猫による経済効果がすさまじく、2兆円以上の経済効果があります。しかし、猫に去勢手術をしなければ大変なことになると知っていましたか？去勢手術なんて可哀想・・・と言っている方は知識のない方です。去勢手術を行わなければ、大変なことになってしまうのです。

まず、猫は物凄く繁殖力が高い動物で、一回に5匹の猫を生みます。
そして、今度はその子猫が子供を産みます。メスが5匹中2匹と考えると、今度は10匹。すると、合計で12匹になってしまいます。
すると、最初は1匹だったのが気が付くと何十匹になって飼育代がかかり過ぎてしまい、生活が苦しくなって家庭が崩壊してしまう多頭飼育崩壊を起こしてしまうのです。
極端な話をしてしまいましたが、責任を持てない繁殖は避けるべきですよね。

また、去勢手術を行うと猫が増えるのを抑えるだけでなく、様々なメリットがあります。
猫は発情期になるとストレスを受けてしまって体調を崩してしまうのですが、去勢すれば発情期自体がなくなるので体調を崩す心配はありません。

さらに、猫は生殖器の病気にかかる可能性もありません。
猫は中年齢～高年齢の頃に生殖器の病気になる可能性が高いのです。

しかも、猫からするともう歳で体力がないので手術を行えるほどの体力もありません。
しかし、去勢をしていれば生殖器の病気にかかることもないので、結果的には寿命が延びます。

去勢は可哀そう！と言っている方は、自分の可愛がっている猫と長く一緒に過ごしたいのなら、去勢をした方が健康で長生きしますし、数も増えないので少数の猫に長くたくさんの愛情を注ぐことができるのです。
去勢するかしないか、どっちが良いか、もう理解できましたよね。