必読！猫に食べさせてはいけない危険な食材

　猫には食べたら危険な食べ物が存在します。軽い不調を起こすものから、生死に関わる危険なものまであるので、これから猫を飼おうと考えている方は必ず覚えておきましょう！

　ネギ類にはアリルプロピルジスフィドというものが含まれていて、この成分は猫の赤血球を破壊します。それにより猫は貧血を起こしてしまい、酷い時には嘔吐や下痢などの症状に見舞われてしまいます。軽い症状であれば自然に完治しますが、最悪の場合には死に至ってしまいます。
　猫によっては症状がまったく出ないこともあるようですが、万が一を考えると食べさせることは止めたほうが良いです。実際に死亡事故も確認されているので、少量であっても注意が必要です。

　またタコやイカ、生身魚にも注意が必要です。これらの食材にはチアミナーゼという成分が含まれており、猫が食べると急性ビタミンＢ１欠乏症という症状が引き起こされます。この症状は嘔吐や痙攣などを引き遅し、最悪死に至るケースもあります。ですがチアミナーゼは加熱すると消えるため、生のままで食べさせないように注意すれば、多少与えても問題はありません。

　他にもチョコレートやカフェインを含んだ飲み物が中毒症状を引き起こすことも知られていますね。これらは餌として食べられる可能性はとても低いですが、スイーツを与える飼い主さんも増えているので注意しましょう。

　最近は総合的な栄養バランスに配慮したキャットフードもたくさんあるので、栄養管理に自信の無い方はペットショップや動物病院の獣医師さんにおすすめのキャットフードを選んでもらうのが一番ですね。